外来診療のご案内
外来診療時間
外来診療スケジュール
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産科
クリニックならではの、妊婦さんと近い距離でのコミュニケーション及びサポートが可能です。
妊娠したら
市販の妊娠反応が陽性、またはしばらく生理が来ていないなど、妊娠の可能性があれば、まずは「産科初診」枠をご予約ください。
診療時間内であれば、直接ご来院いただいても構いません。
診察にて正常子宮内妊娠を確認したら、看護師・助産師から今後のスケジュールをお知らせします。
初回診察料は1万円となります。また当院里帰り分娩目的の初回診察、他院での分娩予定で当院での妊婦健診をご希望される方の初回診察、婦人科診察中に子宮内妊娠が確認された場合、今後ご事情にて妊娠の継続を望まれない方の初回診察も同額料金(1万円)を請求いたします。
保険診療が必要な場合は別途追加請求が発生します。
妊婦健康診査(妊婦健診)
日本では妊娠中の健診受診回数は14回程度設定されています。
妊婦健診ごとに体重測定、血圧測定、妊娠16週頃から子宮底長(恥骨結合上縁~子宮底最高点)測定、尿糖および尿蛋白検査、浮腫評価、児の心拍や発育の確認などを行います。
特に妊娠中期と後期に胎児スクリーニングを、また妊娠中期には時期を分けて子宮頸管長を測定し、早産のリスク評価などを行います。
児頭骨盤不均衡の可能性がある方は骨盤X線、または経会陰超音波による児頭下降角度(Progression angle)測定を行います。
なお当院の妊婦健診は助産師と時間をかけて相談する機会が2回含まれています。
4D超音波のご案内
当院では助産師外来を含む全ての健診で4D超音波を用いています。
妊娠11週から妊娠36週頃まで4D超音波で胎児の状態を録画します。
4D超音波は胎児の向きによって画像の見やすさが変化します。
エコーダイアリーを活用していただくことで、ご家族内の画像閲覧が可能です。
妊婦健診における超音波(胎児エコー)について
赤ちゃん(胎児)の向きによって、その時の健診ではご希望のエコー画像とならない場合がございます。
その際は次回の健診でより良い画像を確保できるように努めます。
また担当医師が分娩介助や緊急処置に呼ばれた時は、エコーの記録時間が短くなってしまうこともございます。
皆さまの安心安全なお産のため、ご理解いただきますようお願いいたします。
ぜひご参考になさってください。
出生前検査
当院では妊娠10週頃以降のNIPT、妊娠15週に採血によるクアトロテスト、妊娠16週以降の羊水検査が可能です。
羊水検査は迅速検査(Rapid FISH)にも対応しています。
当院では妊娠20週頃と妊娠30週頃に超音波検査による胎児形態異常スクリーニングを行います。
胎児に気になる所見があれば、総合周産期母子医療センター等の専門医と連携し、相互診断を行います。
産後健診・小児科健診
新生児(赤ちゃん)は小児科医師と産婦人科医師による診察を行います。
生後2週間健診までの間に、全ての赤ちゃんは小児科医師の診断を受けていただきます。
赤ちゃんの健康状態を確認し、気になっていることや心配なことを相談することができます。
褥婦さん(ママ)についてはスタッフ一同が状況を適宜把握し、早期から心身にわたるケアを行います。
1週間健診 (経腟分娩された方が対象) |
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2週間健診 |
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1ヶ月健診 |
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ブログ「産婦人科医のちょっとためになる話」の記事にリンクします
婦人科
当院では婦人科患者様も多く来院されます。お悩みを受け止め、個々に合った医療を提供できるよう心がけております。全世代の女性のかかりつけ医院としての役割を担います。
初診の方は「受診のご案内」を参照しご予約をお願いします。また診療時間内であれば直接のご来院もお受けいたします。
がん検診、定期検診
にしじまクリニックは、富士見市、ふじみ野市、三芳町の子宮頸がん検診の実施医療機関です。期間は6月~11月となります。対象者かどうかは市町からの送付物または案内をご確認ください。
その他地域の方々も検診をご希望の場合はお申し付けください。保険診療で対応させていただくことが可能な場合がございます。
また以前に子宮筋腫や卵巣腫瘍を指摘された方々は超音波検査にて現在の状態を把握し、今後の方針をお伝えします。
*当院では子宮頸がん検診後の要精密検査としてのコルポスコピー・生検はお受けしておりません。
月経困難症(生理痛)、生理不順・不正性器出血の相談
0歳代から40歳代まで、個々によって月経の症状は異なります。
問診と診察結果から適切なアドバイスを差し上げます。必要あれば治療法をご提示します。
当院は女性アスリート健康支援委員会主催の講習会を受講した医師が在籍しています。
部活で忙しい中高生の特有のお悩みや症状についても対応いたします。
挙児希望の相談
基礎体温の確認、排卵チェック、必要あれば女性ホルモン値の採血など、状況に応じて対応します。
ご主人の精液検査も可能です。
緊急避妊ピル、避妊相談
緊急避妊ピルは診療時間内であれば迅速に対応します。まずは当院へご連絡ください。
避妊目的のピルや子宮内避妊用具についてもご相談と対処をお受けいたします。
流産手術の真空吸引法
残念ながら母胎の状態によっては流産手術を選択しなければならない場合もあります。
当院では『Women's MVAシステム®』と呼ばれる真空吸引法のディスポーザブルキットを用い、従来の流産手術より痛みが少なく、かつ合併症を減らせる手技を行っております。
MVAは専用吸引器で真空状態を作り、プラスチックカニューレに接続し子宮内容物を吸引します。
・従来の子宮内容を掻き出す手術と異なり、子宮内が傷つきにくく、痛みも少ない
・ディスポーザブルキットなので衛生的で感染症のリスクを減らすことができる
メリットがあり、世界的に見るとスタンダードな手術方法となります。
人工妊娠中絶
人工妊娠中絶は、母体保護法第14条に該当する方に行います。
当院では内服(メフィーゴ®︎パック)による方法(妊娠9週を超えない場合)と流産手術同様の真空吸引法(妊娠 12週を超えない場合)を選択できます。
妊娠13週以降妊娠22週未満の場合は後期流産処置となります。
週数によって費用は異なります。
更年期症候群
症状に応じて漢方の処方や、診察結果によりホルモン補充療法をご提案します。
子宮脱
腟内にペッサリーリングを入れ、子宮脱の悪化を防ぎます。
手術が必要と判断されれば手術可能な病院へご紹介いたします。
子宮頸がん予防ワクチン接種、相談
子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)の感染に起因します。
ワクチン接種は子宮頸がんの予防効果だけでなく、女性活躍社会の実現や少子化対策にもつながる重要な課題です。
日本産科婦人科学会が主体となり、安心してワクチンを接種できる基盤が作られつつあります。接種をはじめから希望される方のみならず、悩まれている方のご相談も外来でお受けします。
当院では4価ワクチンのガーダシル®︎と9価ワクチンのシルガード9®︎の接種に対応しています。
ブログ「産婦人科医のちょっとためになる話」の記事にリンクします
緊急の場合には
当院受診中の患者さまは、診療時間外(休日・深夜など)でも、当直医師および看護師が24時間対応します。
049-262-0600
必ず電話連絡の上ご来院ください。