皆さま、朝はお強い方でしょうか。
最近、家内はウォーキングに励んでおり、長男は持久走が近くなってきたので家の周囲をグルグル走っています。
私は、陣痛の待機者や外来時間外対応がなければ朝の診察前にオンライン英会話をします。
にしじまクリニックでは、救急医療に長けた副院長主催のもと、救急対応を朝活朝練として外来開始前にスタッフと行ってもらっています。体を動かすことで脳に刺激を与える、ということもありますが、何より救急対応を日常、毎日行うことで、体に叩き込む目的があります。
体に叩き込んでおきたい救急対応の一つとして新生児蘇生があります。お産後、赤ちゃんがぐったりしている場合や早産の時は決められた手順に従ってケアおよび蘇生を行います。これはNCPR(Neonatal Cadiopulmonary Resuscitation)と呼ばれ、国際蘇生連絡委員会(ILCOR)で提起された手技手順です。
NCPRは専門コース(Aコース)と一次コース(Bコース)があり、にしじまクリニックでは看護師および助産師、医師は全てこのNCPR Aコースを取得しています。さらに私院長はNCPRのインストラクターを保持しており、当院でNCPRを取得するためのコースを年に数回主催しています。
当院の価値観(企業理念に近いものです)として、『エビデンスに基づいた、親身ある産婦人科医療とサービスを提供する』を掲げています。手技に関しては、誰が行っても技術と統一がはかられ、かつクリニックならではの親近感ある医療およびサービスをこの朝活からでもアップデートしていきます。