こんにちは。本日はWHOが定めるPatient Safety Day、日本語では『患者安全の日』になります。
日本では『医療安全』という言葉がよく用いられますが、世界では『患者安全』の方がしっくりくるようです。
にしじまクリニックでの『患者安全』の対策として、”チームSTEPPS”1)というプログラムを導入し始めています。
チームSTEPPSは、患者安全とチームパフォーマンスの向上をはかるため、アメリカで国と医療業界が開発したプログラムです。
医療安全・患者安全の取り組みは、なかなか把握しにくいものですが、チームSTEPPSは、エビデンスに基づいたプログラム、というのがポイントで、2011年のWHO患者安全カリキュラムガイドにも引用されています。
チーム医療の中に患者さんも含まれ、患者さんもスタッフも、心配事があれば汲み取る、メンタルモデルの共有が軸となっています。
当院ではまず、CTG(ノンストレステスト)での評価、産後出血時の対応、産後健診での記載欄で用いられています。
患者さんの安全がより高まるよう、当院ではこの取り組みを積極的に行ってまいります。
院長記載
1)チームSTEPPS 2.0