にしじまクリニックの無痛分娩は、昨年までは麻酔薬を使うタイミングは「子宮口が5cm程開大してから」でした。
今は「陣痛が発来しNRS(*)が3以上」で初期鎮痛を開始しています。
*NRS(Numeric Rating Scale):疼痛スコアで『スマホの操作を妨げないような痛みは3未満』とされています。副作用に注意し、NRSを3未満に管理するような無痛分娩を目指しています(全ての症例を絶対にNRSを3未満にするという事ではありません。これを固執するあまり、限られた麻酔薬総量が分娩途中でなくなってしまう事や、致死的合併症を引き起こしかねないからです)。
初期鎮痛は無痛カクテル5mLを5分毎に3回投与し、初回投与30分後に麻酔効果判定を行います。これは硬膜外麻酔による効果発現は約30分かかるとされているためです。
初期鎮痛による効果判定で「鎮痛効果あり」と判断できれば、その後PIB +PCA(**)にて無痛分娩を引き続き管理していきます。
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PIB: Programed Intermittent Bolus
PCA: Patient Controlled Analgesia
当院で採用しているクーデック®︎エイミーPCAにより、手動でスタッフが麻酔を管理するよりも麻酔薬総量が効率的に使用でき、以前より早めの麻酔開始が可能となりました。
執筆 院長




